CP+とバーナード・フュークス展に行ってきました。
まずは、CP+のお話から。
これは、カメラや写真のイベントです。
そこでは、二つのセミナーを聞いてきました。
吉住志穂さんの「花撮影テクニック」と、ハービー 山口さんの「ポートレートセミナー」です。
吉住志穂さんのセミナーは、作例を見せながら、初心者の人にもわかりやすいように、
構図についてや、背景のぼかし方を中心に、ポイントを説明していました。
ハービー山口さんのセミナーは、ポートレートを取る時の、テクニック的なお話ももちろんあったのですが、
作品を見せて、その時のエピソードなどをお話してくれたりして、テクニックよりも、そちらの方が個人的には非常に興味深かったです。
それと展示ブースの方で気になったのは、CASIOのEX-ZR100というコンパクトデジタルカメラに搭載されている、HDアートという、写真を絵画調に加工する機能と、そのカメラが無くても、同様の加工が出来るサービスイメージングスクエア。
今までだって、例えばPainterのフォトペインティングシステムで、似たような事は出来ていたし、CASIOのそれが、Paintirと比較して、すごく良かったとか、そういう事はないんだけど、ブースに展示してあった作品は、キャンバスに出力されていて、上からメディウムを塗っていて、いままでそういうのは、ちょっとバカにしていた所があったんだけど、思ったよりは、良かったわけです。
こういういうのを良く見せるポイントは、絵画調に合った写真を選ぶ事でしょう。
それと、油絵風にするなら、という事になるかもしれませんが、キャンバスに出力し、メディウムを塗る時、筆致を意識して塗る事と、絵の具で描いたら、絵の具が盛り上がっていそうな所に、メディウムを盛り上げておく事だと感じました。
そして、バーナード・フュークス展です。
写実的なイラストレーション作品なので、この流れで見る事が出来たのは、より面白いと感じました。
何が面白いのか?
単に、やっぱり手で描いた方がいいよね、デジタルは人間にかなわないよね、って事ではありません。
写真をデジタルで処理した絵画調と、遠目では一見写真っぽい感じもする、フュークスの作品とが絶対的に違うのは、省略の仕方だと思う。
フュークスの作品を見ていると、リアルに感じるのに、こんなに省略してる!と驚きがあります。
それと、構図。視線の動きが、ちゃんと計算されているんだろうなぁと思って、感銘をうけます。
写真をデジタル処理して絵にしたい場合でも、ちゃんとそこも気にしないといでしょう。
ただ。ただですね。
写真を絵みたいにする事が出来るのは、そういう事を一生懸命研究している人が居るからだと思うんです。
という事は、デジタル的に、省略する処理とか、構図を修正する処理とかも、研究しているんじゃないかと思うわけです。
という事は、近い将来、写真を一発デジタル処理で、フュークス風に出来ちゃったりするかもしれませんね。とか考えちゃいました。
で、最後にフュークス展の話に戻りますが、写実好きの人は、見に行った方が良いと思います。
それと、カタログを購入したい人は、早めに行った方が安心かと。
ページ数や、製本のわりに、3500円と少し高価ですが、現状、フュークスの画集って、なかなか無いみたいなので、好きな人は買うしかないです。
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