基本的に、良くなかったと思った展示は、あまり書かないと思うのだが、今回は、あえて書いてみます。
その展示というのは、ストーリーテラーズという展示。
画家が、小説を読んで、それを絵にするという内容です。
そして、画家のコメントと、本も置かれています。
まず、本が置かれているという事は、その本がデザインされた状態の物が、絵の近くにあるわけです。という事は、装丁にイラストが使われていれば、そのイラストも見えてしまうのです。
そしてそのイラストの中には、友達レベルで知っているイラストレーターから、大先輩にあたるイラストレーターまで、いろいろと知っているイラストレーターの作品もあります。
で、自分的には、展示されている画家の絵より、そのイラストレーターのイラストの方が、断然良いと思ってしまうものの方が多かった。
新人のイラストレーターが、営業目的で、実際の本を想定して、イラストの展示をやる事はしばしばあり、その場合は、出版された物より、良くなくても、しょうがないとも思う。
でも、実際にマーケットにのっている、画家の作品が、そう見えちゃダメだろうと思う。
やはり、本のイラストレーションは、編集者や装丁家が、このイラストレーターが良いと思って発注して、イラストレーターだって、それに精一杯答えているのだから、良いものが出来ているはずだし、頼まれて描くという能力は、イラストレーターの方が、勝っているはず。
画家の絵が、本のカバーに使われる事もあるけど、その場合、既にあるものが使われる事の方が多い気がするんだよね。
画家は、小説を読んで描くなんてことは、あまりしない方が良いのでは?
作品としては、好きな画家や、直接知っている方の作品も展示されていたので、こんな事を書くのは、ちょっと気が引けたのですが、画家、イラストレーター、装丁家、そして自分の感想とが、喧嘩しているような感じになっていると感じたので、イラストレーターの日記だし、たまにはこんな事も書いてみました。
この記事のトラックバックURL: